2021年度3年生中間発表会において、
Aチームは駅の発車音について調査しました。
調査対象の同路線の2つの駅の駅メロは曲調が非常に似ており、
「何かしらの共通点があるのでは」という発想から本調査がスタートしました。
実際に駅にて発車音を収録し、Ableton Liveで音高や和音、リズムの分析を行った結果、
2つの駅では同様の和音構成が用いられていることがわかりました。
また、電車が到着していない状態の手持ちタイプの簡易騒音計の数値は63-65 dB(デパート店内などの騒音に匹敵)、 それに対して、駅メロが流れている際は72-81 dB(パチンコ店内などの騒音に匹敵)程度になることがわかりました。
調査方法や録音の方法、騒音計の利用、さらに分析を行うことで、 日頃私達が生活している環境内の音を音楽理論的、数値的に捉えることができました。
今後、より細かい調査・分析を行い、オリジナルの駅メロ制作をしたいと思っています。